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ペットロスという言葉は最近メディアでも取り上げられ、都知事の小池百合子さんを筆頭に芸能人などが症状が出たなど、テレビやメディアなどでよく耳にするようになりましたね。
コロナでの在宅ワークなどで自宅にいる時間も多くなり、ペットと一緒に生活をするスタイルというのが定着しつつあります。

年代によって飼い方の考え方も違い、一昔前に比べて家族同等に考えている方の方が多い感じがします。
ペットというのは基本的に寿命が平均で10年~15年位なので、比較的自分より早く死んでしまう確率の方が高いです。
(まぁ明日何が起こるかなんてわからないのでなんとも言えませんが…)
ついうっかりしがちなのが、ペットの方が歳をとるのが早いという事です。
ペットの年齢は人間と違い、一年での歳の取り方が違います。
猫・小型犬・中型犬だと

人間でいう1歳にして17歳
人間でいう5歳にして36歳
人間でいう10歳にして56歳。

小型犬・中型犬の寿命はだいたい14年前後くらいで、猫は15年前後くらいみたいですね。
大型犬になるともっと早いスピードで歳を取ります。
ハムスターの年齢は人間でいう2歳で74歳となり、平均寿命は2~3年位です。
明らかに人間と年を取るスピードが違いますね。

見た目もさほど老いを感じさせないためか、彼らがいつもと違うような状態になるまでなかなか気づかないのではないでしょうか。
人間のように言語を通じて言葉を交わすこともできないので、
「今日ちょっと気持ち悪いんだけど…」「なんかお腹が痛くて食欲ないんだけど…」
などと会話が出来たらいいのですが、そういう訳にもいかず表情や症状や行動などで判断するしか手段などはなく、見落とす可能性とかも十分にありますよね。

人間世界でいうところの、介護。
おじいちゃんやおばあちゃんになってもお世話して最期まで見届ける。
という現実を、飼い始めの時は覚悟して飼い始めたけど、現実的に、犬や猫だと粗相をし始めたり、調子が悪くなってきたりした時に現実味を帯びてくるのではないかと思います。
痩せてきてご飯を食べなくなったり、排泄がうまくできなくなったり、病院に連れて行って手術や点滴などして入院する事だってある。
本当に人間とさほど変わらないような介護のような場合もある事など経験者ならともかく、初めて一緒に生活する方など想像出来づらいだろうなと思います。

ペットの死なども同じで、実際死んでしまった時というのは想像していたより
遙かに辛く悲しいものであるという現実を迎えた時、
ペットに対する愛着がかなりあるので別れは本当に辛く悲しいものです。

「最期を迎える」という悲しい現実を、普段生活しているときには想像出来ないのではないかなと思う。
日に日に弱っていく姿などを見る気持ち。想像より辛いぞ!!と言いたくなる。
リードを離した隙に走って事故に遭う、窓から転落してしまう、拾い食いなどの誤飲などの不意の突然死の場合は飼い主である自分が、なんであの時…などの後悔や反省など悔やむ事などもある。夢に出てきてうなされたりもするだろう。

そんな、ペットを飼っている誰もがペットロスという症状に陥る可能性がある
ペットロス予備軍の方達に私が思うこと。
ペットロスになるというのは症状が重い軽いといった具合に程度はあるが、誰もが陥る可能性があることで決して珍しいことでは無いということです。

そして、その重さや程度がそれぞれ経験した体験によっても違うので、
症状が重い人、軽い人というパターンがある事も理解してほしいです。
症状が軽いからといって決してペットに愛情がなかったというわけではないし、重い症状なのでペットに対する愛情が深いという事でもでもないです。
ペットに対して依存度の高さ関係性などによっても様々な違いなどあるので、
ペットを飼っている人の誰もが起こり得るペットロスのメカニズムを理解する事で自分の今後の人生において、人間とはどういう機能を持っているのか。
だからペットロスになるのか。と、理解につながり「なるほどな~」と自分自身で考えられるお手伝いをしておりますのでペットロスセッションご興味のある方は是非ご連絡ください。

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